封筒の歴史はご存知でしょうか?歴史から見た封筒の役割を紹介します!
kaneko現代の私たちにとって封筒は郵便物を送るときには欠かせないものです。
実は、郵便物を包むための利用が始まったのはイギリスでの郵便制度改革以降になります。
しかし封筒の歴史は古く様々な役割を担ってきました。
そこで今回は、封筒の歴史とその役割をご紹介します。
目 次
封筒の歴史をご紹介!
封筒は別名で状袋とも言われ、書類や手紙などを入れる時にとても便利な袋です。
そんな封筒の歴史や役割についてご紹介します。
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世界で最初の封筒
封筒の歴史は紀元前2000年頃まで遡ります。
古代バビロニアのバビロン王朝時代に、契約書など、くさび形文字で記された粘土板をさらに薄く伸ばした粘土板で包み、釜焼されて用いられたものが世界で最初の封筒であると言われています。
焼き固められた粘土で作られた封筒は丈夫であり、中を見るためには包みの粘土を壊す必要があるため、とても秘匿性の高いものでした。
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日本の封筒の起源
日本では、平安時代になって封筒が誕生したと言われています。
当時は多くの貴族たちが手紙を紙で包み、更に上から包み込むための懸紙を使っていました。
貴族が使っていたこの懸紙こそが日本の封筒のルーツと言われています。現在とほぼ同じ形状をした封筒が現れたのは江戸時代になってからでした。
また、文化・文政期では絵が描かれた封筒も流行しており、人気を博していました。 -
郵便改革後の封筒の普及
1840年に郵便制度の改革がイギリスで起こり、現在のような紙製の封筒になります。
そして、この改革によって郵便料金は重さによって決められるようになりました。
日本でも同様に1871年に郵便事業が始まり、封筒は世界中で急速に普及していきます。
歴史から見る封筒の役割とは?
封筒の起源である古代バビロニアでは、発達した契約概念により、内容を確実に伝える・残すものとして封筒は利用されていました。
そして中世〜近代になり、郵便物を包む袋として封筒が利用され始めます。
歴史とともに封筒の役割は変わります。
現代になって、封筒は新たな役割を担うようになります。
それは、ただ手紙を送るだけでなく、自分の気持ちを贈るという役割です。
例えば、お年玉を渡すときに封筒は親族に喜んでもらう役割を果たします。
また、結婚式で使用するご祝儀では、祝福の気持ちを表せます。
親しい人に不幸があった時は、不祝儀で慰めや悲しみの共有を表せます。
封筒を用いて自分の気持ちを伝えてみてくださいね。
まとめ
今回は封筒の歴史について紹介しました。
その起源は4000年以上前にも遡り、現在まで発展してきました。
日本でもその歴史は古く、平安時代から人々の手紙を包む袋として用いられていました。
そして現在では、郵便物を送る時に用いられています。
手紙だけでなく人の気持ちも包んでくれる封筒は、この先の将来も人々に利用され続けるでしょう。
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