PANTONEカラーとはなにか?メリットも交えながら紹介します!
kaneko
世界的に有名な色見本帳である「PANTONE」。
多くの商品や業界で導入されており、創意工夫や創造性を後押しする魅力的な色が揃っています。
恐らく、印刷カラーの選択で、PANTONEにしようか、DICにしようか、CMYKにしようかと悩まれている方が多くいらっしゃることでしょう。
そこで今回は、PANTONEについてメリットも明らかにしたうえで、紹介します。
ぜひ、本稿の内容を、印刷カラーを決める際の参考材料にしてみてください。
目 次
PANTONEとは何か?
世界共通の色見本帳であるパントン
PANTONE(パントン)はパントーンとも呼ばれ、世界共通の色見本帳として名が知られています。
アメリカにあるPantone社が開発して以来、どの国のどんな印刷機を利用しても同じ色で刷ることができるため、広く利用されています。
さらに毎年12月には「パントーン・カラー・オブ・ザ・イヤー」という翌年のトレンドカラーを発表することでも知られています。
グラフィックデザインやファッション、製品デザイン、家具、印刷などと、幅広く色指定として使用されている「PANTONE」。多くの印刷工場では、PANTONEのカラーチャートが常備されており、お客様は好みの色をその中から自由に選ぶことが可能です。
もし好みの色が見つかった場合、印刷工場に色番号を伝えるだけで、自分が思い描いている理想の色を正確に伝えられます。
2023年7月現在、ライセンスを巡るPANTONEとAdobeの係争により、Adobeのアプリケーション上で一部のPANTONEカラーが利用できなくなっているようです。AdobeアプリケーションでPANTONEカラーを利用する際は、プラグインによるサブスクリプションへの加入が必要となるので、注意が必要です。
PANTONEで印刷するメリットを紹介します
PANTONEで色を表現する2つのメリット
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色の表現がブレない
PANTONEで色指定を行うと、色ブレが生じません。
例えば、チラシやパンフレット、名刺、封筒などの様々な印刷物を作成する際に、PANTONEでカラーを指定することで、誤差やムラが出にくくなります。ブランドカラー(ブランドの世界観を想起させるようなイメージカラー)で鮮明に表現するためには、指定ナンバーを、印刷物を発注する際に伝えておきましょう。
ただし、用いる素材によって色の見え方が変化する可能性がありますので、事前に色校正を行うようにしてください。
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特色でしか出せない表現ができる
CMYKカラー(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)では、表現できないような金・銀・蛍光色などを表現したい場合は、ぜひPANTONEで色を指定してみましょう。
高級感を出したいパンフレットやパッケージ等を作成する際に、おすすめです。
まとめ
PANTONEは、世界共通の色見本帳であり、グラフィックデザインやファッションなどと幅広い商品、業界で色指定として用いられています。
また、PANTONE色には、「色の表現がブレない」、「特色でしか出せない表現ができる」といった2つのメリットを持ち合わせいます。
しかし、現状ではアドビとのライセンス上の係争により使用カラーに制限が掛かっていますので、注意が必要です。
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