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印刷豆知識

型抜き印刷の特徴について解説します

kaneko
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家のポストに入っているチラシにはすべて目を通していますか。
おそらく、多くの方がすべてのチラシには目を通さないのではないでしょうか。
そのため、広告活動として印刷物を利用されている方は、「思わず目に入ってしまう」デザインを作ることを意識することが大切です。
今回は、思わず目に入ってしまうデザインを作れる型抜き印刷の特徴について解説します。

型抜き印刷とは

型抜き印刷とは、ハート形や星型、円形などの希望の形に合わせて、形を打ち抜く加工方法です。
そのため、個性的な形状の印刷物を制作したい際は、よく型抜き印刷が採用されます。
また、ミシン目を入れることもできるため、個性的なデザインを表現するだけにとどまらず、切り抜きの利便性により利用者の方の反応率を上げられます。

型抜き印刷の特徴について

型抜き印刷の特徴として、以下では型抜き印刷を利用するメリットとデメリットについて解説します。

型抜き印刷のメリット

1つ目のメリットは、形で情報を伝えられることです。
型抜き印刷の大きな特徴は、何と言っても希望の形に合わせて形を打ち抜けることです。
そのため、見た目で分かりやすく情報を伝えられることが大きなメリットとして挙げられます。

例えば、サッカーイベントを企画し、イベントの広告活動として印刷物を利用したとします。
その場合、印刷物をサッカーボールの形にすることで、内容を読まずとも一瞬で何に関する印刷物であるかが分かります。
そのため、文章だけでなく、形でも情報を伝えられることは非常に大きなメリットと言えるでしょう。

2つ目は、機能性を付け加えられることです。
型抜き印刷は、使い方次第で非常に多くの機能性を付け加えられます。
例えば、ポケットを取り付けて紙を差し込んだりすることも可能です。

型抜き印刷のデメリット

1つ目は、最初は費用がかかることです。
型抜き印刷で使用する型を制作するための費用が最初にかかってしまうことは把握しておきましょう。
ただし、2回目以降も同じ型を使用する場合は、その型が劣化していない限りは何度でも使用可能です。
そのため、初期費用はかかってしまいますが、リピートするかどうかの長期的な視点を持つことが大切です。

2つ目は、制作に時間がかかることです。
型抜き加工には、刃の圧力や回転数の調整といった手間がかかります。
そのため、想像以上に時間がかかってしまうこともあるため、「今すぐにできるわけではない」という認識を持っておきましょう。

まとめ

今回は、型抜き印刷の特徴について解説しました。
型抜き印刷は、希望の形に合わせて、形を打ち抜く加工方法であるため、形で情報伝達できることや、使い方次第では機能性を付加できるというメリットがあります。
一方、初期費用がかかること、制作に時間がかかるというデメリットも事前に把握しておきましょう。
長所と短所の両方を踏まえたうえで、ご自身の表現したいものに適した印刷方法を選んでください。


 

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