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FSC認証とは?制度の概要とメリットをご紹介!

kaneko
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FSC認証は、森林の加工・流通過程までを審査対象としている認証制度です。
FSC認証はSDGsとの関連性も高く、今後建築会社・メーカーを中心に幅広い産業で関心が高まっていくでしょう。
そこで今回は、FSC認証の概要とメリットについて主に解説します。
ぜひ最後までご覧ください。

FSC認証とは

FSC認証とは、FSC(森林管理協議会)が環境や社会に配慮された持続可能な森林管理のもと製造された製品を認証する制度です。
制度には森林の保全の他、生物の保護や地域社会との関係、先住民や労働者の権利なども含められており、SDGsの観点からも効果的な認証制度となっています。

また、認証には森林の管理からその流通にわたるサプライチェーン全体を審査するシステムがあり、その審査はFSCではない第三者機関により行われるため、認証の透明性もきちんと守られています。
認証を受けた製品にはFSCマークが記載され、消費者が地球環境や地域社会に配慮された製品を選ぶのに役立ち、さらに森林の保護に貢献します。

FSC認証を取得するメリットとは

環境への意識の高さをアピールできる

FSCマークがついた商品を販売することで、自社の環境配慮姿勢を消費者にしっかりアピールできます。
昨今は、環境問題に対する危機意識が高まりつつあり、SDGsの社会への浸透も進みました。
環境配慮を重視する企業としてのブランディングや、FSCマークがついた商品の売上向上が見込めるのがFSC認証を取得するメリットの1つです。

取引先との関係深化や新規開拓への活用

環境への取り組みを強化している企業の増加にともない、取引相手を選ぶ際にも環境を意識した活動をしているかどうかを重視するケースが出てきました。
そのため、FSC認証を取得していることが新規取引や取引継続の判断においてプラスに働くと考えられます。

資金調達の選択肢を増やせる

多くの金融機関では環境に配慮した経営に必要な資金や設備投資が対象となっている融資商品を提供しています。
環境問題への取り組み次第では金利や融資額が優遇されることもあるため、FSC認証の取得は企業の資金調達における選択肢を広げてくれます。

まとめ

FSC認証はFSC(森林管理協議会)が環境や社会に配慮された持続可能な森林管理のもと製造された製品を認証する制度であると解説しました。
環境への意識の高さをアピールできたり、取引先との関係深化や新規開拓に活用できたりというようなメリットがあるのでぜひご確認ください。


 

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