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印刷豆知識

オフセット印刷と活版印刷の違いって?専門家が解説します

kaneko
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オフィスでは何かと印刷する機会が多くありますよね。
普段何気なくしている印刷には、色々な種類があることをご存知でしょうか。
今回は、オフセット印刷と活版印刷の違いをご紹介します。

オフセット印刷と活版印刷の違いとは?分かりやすく解説します!

印刷方法の代表的なものには、凸版印刷、凹版印刷、平版印刷があります。

オフセット印刷というのは平版印刷に当たります。
私たちがよく目にする印刷物は、オフセット印刷という方法で刷られたものがほとんどでしょう。

一方で、活版印刷というのは凸版印刷に該当します。

では、両者の違いは何でしょうか。
オフセット印刷では、印刷するときにインクのついた版が紙に触れません。
一方で、活版印刷は版が紙に接します。

オフセット印刷とは、フィルムにつけられたインクを一度ゴムのドラムに転写してから紙に印刷します。水とインクが反発するのを利用した化学的な印刷方法です。

活版印刷は、ハンコをイメージすると分かりやすいでしょう。
飛び出した部分にインクをつけて、上から紙に押しあてて転写することで印刷します。

オフセット印刷のメリットとデメリットを紹介します!

なぜ、オフセット印刷がここまで普及しているのでしょうか。
それには以下のような7つのメリットがあるからです。

・同じクオリティの印刷物を何度も作れること
・大量の印刷にも対応できてコストも抑えられること
・使用される顔料油性インクは色持ちも良く仕上がりも良いこと
・印刷したい画像の細部まで鮮明に印刷できること
・大きいサイズでも簡単に印刷ができること
・印刷できる紙の種類も豊富なこと
・カラー印刷が簡単にできること

オフセット印刷の魅力がお分かりいただけたでしょうか。
コストを抑えて大量に印刷することに非常に向いているでしょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

一方で、オフセット印刷のデメリットは以下の通りです。

・初めの製版にコストがかかる
・製版に時間がかかる
・少しずつ内容が異なる印刷物は向かない

デメリットを把握して目的にかなえば、オフセット印刷は多くのメリットを存分に発揮してくれる印刷方法です。
納期に余裕があって大量に同じものを印刷したい方には、オフセット印刷が非常におすすめですよ。

まとめ

今回は、印刷方法のオフセット印刷と活版印刷について解説しました。
当社は、クオリティの高い印刷物を、安価で、スピーディにご提供いたします。
印刷に関する各種サービスも提供していますので、お気軽にお問い合わせください。


 

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