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印刷豆知識

解像度についてご存知ですか?オフセット印刷の解像度をご紹介します!

kaneko
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「パソコンで表示しても問題なかった画像なのに印刷してみたら仕上がりが微妙だった」
という経験がありませんか。
実はこの失敗は、解像度がカギを握っています。
解像度について何となく知っていても、適切な言葉で説明できない方も多いのではないでしょうか。
今回は、解像度にクローズアップして解説します。

そもそも解像度とは?低いとどんなデメリットがあるの?

そもそも解像度とは何のことを指すのでしょうか。
簡単に言うと解像度とは、デジタル化した画像の精度のことを指します。

パソコンで画像をどんどん拡大してみると、小さな点が見えてきますよね。
このようにデジタル化されている画像は全て、小さな点の集合なのです。

画像解像度とは、画像の1インチ四方あたりの点の密度を数字で表したものです。
解像度を表す単位はdpiといいます。

それでは、解像度が低いと具体的にどうなるのでしょうか。

点の密度が低いというのは、画像を構成している点も少ないということです。
そのため画像がぼやけたり、粗っぽく見えたり、画質も悪くなります。

解像度が低ければ低いほど、印刷するとその粗さが際立ってしまいます。
印刷には、画面で表示する以上に高い解像度が要求されることに注意してください。

画像を綺麗に印刷したいならオフセット印刷がおすすめです!

お客様がデータを作成する際、例えばPhotoshopで扱うような写真やイラスト等のビットマップ画像は、一般に350dpiの解像度があれば十分です。
これ以上の数値になると細かすぎて人の目で認識できなくなるからです。

逆にこの数値以下では粗さが目立ってきます。

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お客様に配る資料などは、綺麗に印刷したいものですよね。
ぼやけた資料はみっともないと感じるでしょう。
高い解像度で印刷したいなら、オフセット印刷がおすすめです。

オフセット印刷は版出力を1度のデータ処理で行い、非常に高い2400dpiの解像度で印刷します。
そのため、繊細なラインまで太らずに印刷できます。

この場合の解像度は製版・印刷での出力性能を表すものです。

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このように、解像度にはデータ作成に関わる画像解像度と印刷するデバイスの性能を表す出力解像度の2種類があります。
高解像度の印刷デバイスであっても、低い解像度で作られたデータでは綺麗な印刷物に仕上がらないのです。このこともぜひご留意ください。

まとめ

解像度に関する知識は深められましたでしょうか。
きれいな印刷物を作るのであれば、高解像度の出力デバイス(オフセット印刷・オンデマンド印刷ともに)と、充分な解像度のデータでなければなりません。

印刷に関するご不明点があれば、お気軽にお問い合わせください。


 

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