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印刷豆知識

印刷会社への発注で押さえておくことについてご紹介!

kaneko
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印刷依頼をしたいとお考えの方の中には、印刷会社への発注で押さえておくべきことについて知りたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、印刷の仕様について決めておくべきことと、印刷会社への発注で押さえておくことについてご紹介します。

目 次

印刷の仕様について決めておくべきこと

印刷の仕様に必要な5つの項目は以下の通りです。

  1. 仕上がりサイズ

    平面物の場合は仕上がりの縦横の寸法を、立体物の場合は展開した際の最長部分の縦横の寸法です。

  2. 用紙

    用紙の主なものとしてコート紙(光沢感あり)、マット紙(光沢感控えめ)、上質紙(主に書き込み向け)、特殊紙(特殊な加工が施されたもの)の4つの種類があります。
    「コート76.5㎏」のような表記は、紙の厚みを示しています。
    ここでの単位「㎏」は、1000枚の原紙を重ねたときの重さを示します。

  3. 色数

    カラー印刷(4色)かモノクロ印刷(1色)か、両面印刷か片面印刷かの情報を記載します。
    例えば、片面カラーの場合は4c/0c、両面カラーの場合は4c/4cと表現されます。
    4cとは、主にCMYKの4色のことです。

  4. 加工

    印刷物を仕上げる方法を指示します。
    一般的な加工方法には折り加工(二つ折り、三つ折り、四つ折りなど)、綴じ加工(中綴じ、無線綴じ、アジロ綴じなど)、表面加工(ニス、PP加工、UV厚盛、プレスコートなど)、その他の加工(抜き加工、箔押し、筋押し、ミシン入れ、穴あけなど)があります。

  5. 部数

    必要とする印刷物の部数です。
    部数が多ければ1枚あたりの単価が下がりますが、オフセット印刷では最低ロットが設定されていることがあります。
    少量の場合はオンデマンド印刷が適しています。

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印刷会社への発注で押さえておくこと

上記とともに、以下の情報も必要です。

  • データのファイル形式

    制作環境(OSのプラットフォーム:Mac、Windows)や、使用アプリケーション・フォント、ファイル形式等の情報を伝えることが望ましいです。
    多くの場合、そこから書き出したPDFでの入稿を印刷会社は推奨しています。
    不明点があれば印刷会社へ気軽に問い合わせてみましょう。

  • スケジュール

    印刷物の作成には時間がかかることがありますので、例えばチラシのセール情報などの期日に間に合わせたい場合は、余裕を持って依頼をしましょう。
    作業工程や打合せ回数、デザインから印刷完了までのトータル期間を事前に確認しましょう。

まとめ

印刷の仕様で決めておくべきことは、仕上がりサイズ、用紙の種類・厚み、色数、加工、部数です。
また、印刷を発注するにあたって、データのファイル形式とスケジュールを確認しましょう。

本記事が印刷会社への発注で押さえておくことについて参考になれば幸いです。

 

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