ノンブルとは何か、よくある疑問点についてもご紹介!
kaneko印刷の依頼を検討している方の中には、データ作成において「ノンブル」という言葉を聞いたことがある方は多いかと思います。
本記事では、ノンブルとは何か、またノンブルに関する情報をご紹介します。
目 次
ノンブルとは?
「ノンブル」とは、書籍や他の文献において使用される「ページの識別番号」を指す用語です。
英語「number(ナンバー)」のフランス語表記「nombre(ノンブル)」であり、主に出版業界や印刷業界などの分野で使用されます。
ノンブルはページを効果的に数えるためのものであり、この利用には、一定の規則があります。
縦書き(右綴)の本では左側のページが奇数とされ、横書き(左綴)の本では右側が奇数です。
これは厳格なルールではなく、慣習的なものであり、ノンブルの奇数偶数を合わせておくことで検版がしやすくなり、ミスを防ぐことが期待されます。
ノンブルの付け方は工夫次第で、読みやすさが向上することもあります。
多くの場合、ページの地・小口に寄せることでページをめくる方向性・リズムが生まれます。
従って、ノンブルを適切に配置することは重要です。
ノンブルに関するよくある疑問点
ノンブルがなくても問題ないのか?
必ずしもノンブルを記載する必要はありません。
ただし、ノンブルは冊子を利用する人にとって重要な情報となります。
閲覧者の視点から考えると、ノンブルがある方が好ましい場合が多いでしょう。
ノンブルの有無が閲覧者に与える影響を考慮し、必要に応じて付けるかどうかを判断しましょう。
ノンブルのデザインや配置位置にはルールがあるか?
ノンブルのデザインや配置位置には厳格なルールは存在しませんが、伝達手段としての機能や印刷上の都合から一般的な慣習があります。
例えば、ノンブルは本文の範囲よりも外側に配置し、紙の端から4〜5ミリメートル以上の余白を確保することが一般的です。
また、本文よりも小さい文字で記載することも一般的な慣習です。
これらのルールに従うことで、ノンブルは読み手にとって分かりやすいものになります。
ノンブルはどこから付けるべきか?
表紙からカウントするか、表紙を除いた本文ページからカウントするかはケースバイケースです。
扉や目次が存在する場合も考慮が必要ですが、一般的には「表紙を除いて、本文の最初のページを1ページ目」とすることが標準的です。
まとめ
ノンブル、またはページ番号と呼ばれるものは、書籍やその他の本において使用される「ページの識別番号」を指します。
ノンブルは必ず記載する必要はありませんが、その有無が閲覧者に与える影響を考え、必要に応じて付けるかどうかを判断しましょう。
本記事がノンブルについて理解を深める参考になれば幸いです。
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