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印刷豆知識

印刷物の色味で失敗しないための注意点を解説します!

kaneko
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印刷物において、「色」は重要な要素で、商品の印象や印刷物の読みやすさに起因する要素でもあります。
そこで今回は、印刷物の色味における注意点について解説します。
ぜひ最後までご覧ください。

色味で失敗しないための注意点とは

1つ目の注意点は、印刷物の色味を毎回同じ場所で確認することです。

多くの場合、色校正等の打合わせは会社の会議室を利用するかと思います。
最近ではリモートでの打ち合わせも増え、カフェやレストランといった場所もあり得ることかと思います。
ただの打ち合わせや会議であればそんな場所でもいいのですが、色の評価をするような打ち合わせについては、場所を頻繁に変更することはお勧めしません。

それは何故かというと、印刷物の色の見え方は環境に依存するためです。
ある印刷物を白色がかった蛍光灯で見た場合、色は標準的に見ることができますが、オレンジがかった白熱灯で見るとどの色も赤みがかって見えます。

2つ目の注意点は、自前のプリンターで出力したものを見本にしないことです。

オフィス用のレーザープリンターや家庭用のインクジェットプリンターは、それぞれトナーや液体インクを使用して印刷します。
これらの印刷方式は、印刷会社で使われるオフセット印刷機の印刷方式とはまったく異なるものと言っても過言ではありません。

印刷方式が違う上記のようなプリンターからプリントしたものでは、基本的に色見本となりえないのです。

色味で失敗しないためのコツとは

色味で失敗しないようにちょっとしたコツがありますので、入稿時の参考にしてください。

色調補正

RGBでピンクのような鮮やかな色域をCMYKに変換するとくすんでしまう場合があります。
そのような場合は、その色に含まれる濁り要素であるC(シアン)を落としM(マゼンタ)を上げてみると改善されることもあります。

CMYKに変換する前に最終確認

一度CMYK変換してしまうと、再度RGBに戻しても色味は元には戻りません。
CMYKに変換してから印刷を行う場合は、変換する前にPhotoshopのプレビュー表示を使って擬似的にCMYK変換した画像を確認しておきましょう。

また、変換前の状態をバックアップしておくとより安心です。

まとめ

本記事が皆様の参考になれば幸いです。
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