オフセット印刷とは?仕組みを解説します!
kaneko
パンフレットやポスターの印刷をお考えのみなさん、オフセット印刷をご存知ですか。
現在ある印刷方式の中で最もポピュラーに利用されている平版印刷の一種で、様々なジャンルで活用されています。
この記事でオフセット印刷の仕組みや他の印刷技術との違いを理解する際の参考にしてください。
オフセット印刷の仕組みを解説します!
オフセット印刷は平版印刷の一種で、印刷版として凹凸の無い薄いアルミ製の「版」を使用します。
水をのせる親水層と、水を弾きインキをのせる親油層の2種類を組み合わせ、それぞれの性質を利用して行う印刷方法です。
以下でその手順を簡単に解説します。
印刷の仕組みとしては、まず、版胴と呼ばれる部分に版が巻き付けられており、そこに水とインキをのせていきます。
続いて、ブランケットと呼ばれる樹脂やゴム製の転写ローラーと版が接触してインキが転写されます。ブランケットに転写されたインキは、印刷用紙へと印刷されていくという仕組みです。
オフセット印刷での色表現は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色を使用しており、これらの版を重ねることでフルカラーの印刷を可能にしています。
オフセット印刷の名前の由来でもあり、版が転写ローラーを介して直接印刷用紙に触れないシステムは、胴の魔耗を最小限にし、鮮明な仕上がりを実現できるという利点があります。
また、印刷スピードが非常に早いため、大量印刷に適しています。
オフセット印刷とオンデマンド印刷の違いを比較してみよう!
オフセット印刷の他にもいくつか印刷方法があり、どの方法を選べば良いのか悩む、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回はオンデマンド印刷を取り上げてオフセット印刷との違いをご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
まず、印刷のロット数についてです。
オフセット印刷は、先ほども紹介したように安定した印刷を大量にできます。
そのため、ロット数が多い印刷に向いています。
一方で、オンデマンド印刷は、オフセット印刷で必要な版が不要です。
そのため、製版に費用がかからないので、おおよそ1000部未満の部数を印刷する場合は、オフセット印刷よりも安価です。
次に、印刷サイズについてです。
オフセット印刷は、オンデマンド印刷の機械よりもかなり大きいので、A0サイズや菊全判サイズといった大きな用紙サイズを希望する方に適しています。
一方で、オンデマンド印刷ではその多くが小スペースに機械を設置できるという性質上、A3サイズ程度を印刷するコンパクトな機械が多いです。
(※小ロットで大判の印刷をご希望であれば、インクジェットで印刷する機械もあります)
A3サイズを超えクオリティ重視のものは基本的にオフセット印刷向けと言えるでしょう。
これらの特徴を参考に、適切な印刷方法を選んでくださいね。
まとめ
この記事では、オフセット印刷の仕組みとオンデマンド印刷との違いを解説しました。
当社では、カタログやパンフレット・名刺など様々な印刷物を、高いコストパフォーマンスでご提供しています。
ぜひ一度お問い合わせください。
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