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印刷豆知識

オフセット印刷をお考えの方へ!方法を紹介します!

kaneko
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「オフセット印刷ってなんだろう。」や「オフセット印刷のメリットを知りたい。」とお考えの方はいらっしゃいませんか。
専門的な知識がない限りオフセット印刷について詳しい方は少ないでしょう。
そこで今回は、オフセット印刷の仕組みとオフセット印刷のメリットを紹介します。

オフセット印刷の仕組みを紹介

はじめにオフセット印刷の仕組みを紹介します。

そもそもオフセット印刷とは、現在最もポピュラーな印刷方法である平板印刷の1種類です。
書籍からカタログ、美術印刷など幅広いジャンルで利用されている印刷方法です。

オフセット印刷では、印刷版として凹凸のないアルミ製の版が使用されます。
この版の表面には光が当たることで化学反応が起きる感光剤が塗られており、その作用を利用して印刷されていきます。
上記の化学反応が起きると親水層と撥水層に分けられます。
油であるインキは水に反発して撥水層にのみインキが残るのでうまく印刷されることになります。

版胴と呼ばれる部分に印刷版が巻きつけられ、はじめに水、次にインキの順番にのせられていき、版とブランケットが接触してインキが転写されていきます。
そして、ブランケットに転写されたインキが印刷用紙に印刷されていくという仕組みで印刷が進んでいきます。

オフセット印刷のメリットを紹介

続いて、オフセット印刷のメリットを3つ紹介します。

1つ目のメリットは、大部数の印刷であればコストダウンできることです。
オフセット印刷では先ほども紹介したように凹凸のない版を利用して印刷するため大量に印刷する場合はコストを抑えられます。
また、版は耐刷力(=画線部の品質維持)に優れているので、品質を維持して印刷を続けられます。

2つ目のメリットは、印刷が高品質に仕上がることです。
オフセット印刷では、インクがしっかりと紙に定着するので印刷の仕上がりが高品質になります。
それにより、イラストや画像、美術作品でも鮮明に表現できるでしょう。
身近な広告や印刷物もオフセット印刷によって印刷されているものが多い理由がわかりますね。

3つ目のメリットは、印刷時間が短いことです。
版が印刷用紙に直接触れることがないのでスピーディに印刷できます。
これは大量に印刷したい方にとってはありがたいことですよね。

まとめ

今回は、オフセット印刷の仕組みとオフセット印刷のメリットについて紹介しました。
オフセット印刷についてご理解いただけたでしょうか。
印刷物の印刷方法でお困りの方はぜひ本記事を参考にしてみてください。


 

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