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点字作成
honsawa先日の記事にて「点字」のお話しをさせていただきましたが、掲載後に関係各所と打合せをしておりますと「賛同いただいているところでは、この様な物も作成しております」と手渡されたのが、東京23区の「点字のみ」で作られた広報誌を見せていただきました。
私たち(晴眼者)が判るように表紙にはモノクロにて文字が記載されてはおりましたが、内容が書かれている本文は全て点字のみで、一切文字の記載がありませんでした。
お話しを聞いてみると、「文章の下に対応する点字を打っていくと片面の点字表現しか出来ず、点字のみで作成すれば紙の両面を使用し点字にて文章を打っていける」との事。
両面を使用すれば、紙の枚数も抑えられますしインクによる印刷代金もなくて済みますので、安価にて作成が可能になります。
広報誌を見たくても、目で見ることが困難な方用の物ですので、私たち(晴眼者)には表紙に記載されている文章で内容を判断できれば良く、本文の内容は視覚障がい者の方が読まれるのでレイアウトを気にすることなくページ一杯に点字にて情報を入れることが出来ます。
下記の写真は、明度を上げて点字が判り易くした画像を載せてみましたが、見えますでしょうか?
まだまだバリアフリーな生活環境には遠いですが、少しでも協力できればと思います。