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ぼやけた原稿をくっきり!

kanno
ブログ

うわ~~!気が付けばもう5月!
しかも平成ではない!
楽楽Webのブログは正月明けからkaketeませんでした。。。
気を取り直して(^^;


先日、お客様よりこんなご質問がありました。

紙原稿がぼやけてるので、“くっきり”していただけますか?

お客様のご依頼はデータ支給でなく紙原稿支給のようで、その場合の心配事でした。


最近のご依頼のほとんどはデータ支給です。
さて?紙原稿を支給したらどんな仕上がりになるんだろうか??と疑問に思われるのも、この時代ならではのことなんでしょう。


近年、家庭向けインクジェットプリンターにおいて、スキャナーやコピー機能を持った“複合タイプ”が普及しています。
提出用の証明書や借りたものを手元に控えておくために、ご家庭でもちょっとしたコピーができるうれしい時代になりましたね!
作業は簡単です。
紙をスキャンするとコピーされたものがインクジェットで印刷されて出てくる仕組みです。


コピーは“紙“をガラス面に置いてボタンを押す。
サイズを自動感知してA4やA3に複製されて出てくる。
それだけのことです。

ところが家庭用プリンターで印刷されたものは、インクジェットの特性である“にじみ”が発生します。
家でコピーした場合と商品として販売しているものの品質に違いはあるのか?
そんな疑問が湧いてくるのも当然ですね。
今回のご質問はそんなところから生まれてきたのではないでしょうか。


我々は考え込みました。
お客様が言う“ぼやけた原稿”とはどう言うものなのか?
それに対して“くっきり”とはどう言う状態を言うのか?

思い当たるのは、視力検査です。
大きいところからだんだんと小さいところに行くと「C」がぼやけて「わかりません・・・」となります。
はい。あなたの視力は〇.〇です・・・と先生。
視力は大切です・・・とまぁ、それはいいのですが(笑)
“くっきり”と見えるようにするためには睡眠を十分にとって、視力を上げてもらうしかありませんからね~ (^_^)

DX01486.jpg

余談になってしまいました・・・

しかし残念ながらコピー機には視力という機能はありません。
その代わりに「CCDレンズ」と言う“物凄く良い目”が備わっています(笑)。

「CCDレンズ」は原稿を読み取る目で、縮小、拡大ができデジタルデータとして印刷部に渡してくれます。
コピー機の視力にあたる部分はこの「CCDレンズ」を通してどう撮らせるか?で決まります。
その基準となる機能は以下となります。

1.濃度…薄い原稿を濃くしたり地肌の色を薄くしたりします。

2.シャープネス…濃淡の差を付けてめりはりを効かせます。

3.彩度…鈍い色を鮮やかにします。

4.印刷原稿に合わせた品質…「文字中心の原稿」、「文字と写真が混在した原稿」、
             「写真が中心の原稿」の3段階に合わせて印刷します。


そこで“ぼやけた原稿”を確認させていただくために、お客様にサンプル原稿を送って頂きました。
確かに目をぼかして遠くを見たような、文字がぼんやりした原稿でした。
これを“くっきり”させるには上記の1~3ではあまり効果は望めません。

考えた上「印刷原稿に合わせた品質」+「濃度」で確認させて頂くことにしました。

A.「文字中心の原稿」+「標準で印刷した場合」
B.「文字中心の原稿」+「濃く印刷した場合」
C.「文字と写真が混在した原稿」+「標準で印刷した場合」
D.「文字と写真が混在した原稿」+「濃く印刷した場合」
E.「写真が中心の原稿」+「標準で印刷した場合」
F.「写真が中心の原稿」+「濃く印刷した場合」

の6段階でサンプルを作り郵送したところ、お客様から頂いた回答で、「文字中心の原稿」+「標準で印刷した場合」と言うことになりました。
これでようやくお客様の言う“ぼやけた原稿をくっきり”の意味が分かり印刷設定を決まり、無事納品に漕ぎ着けた次第です。
お客様にも大変喜んで頂くことができました。

それから、楽楽Webコピーで使用する複写機はレーザープリンタです。
インクジェットのようなにじみは発生しません。
そのこともお客様に気に入ってもらえた要因のひとつだったのでしょう。


【今回の件で勉強になったこと】
普段我々が当たり前になっていたことがお客様にとってそうではなかったことです。
感覚がお客様目線を離れて、我々の目が“ぼやけて”しまっていたことに気づかされました。
それでも最後は喜んで頂けたことに深く感謝いたします。

これからも楽楽Webコピーは、より良い品質を安くお届けできるよう心新たに誓い、頑張ってまいります!

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